研究課題
in vivoにおいて脳内の特定の神経細胞が発するルシフェラーゼ発光のイメージングを目指したが、摘出した脳、さらに分割した脳からからでも上部からルシフェラーゼ発光をIVISを用いて検出することができなかった。やむなくIVISによる検出を断念した。代わってGFPを発現するトランスジェニックラットの脳内に、光ファバー束(200μm直径、3000本)を挿入して頭蓋骨に固定することにより、脳内の細胞レベルのイメージング法の開発を試みる。今年度、無麻酔・自由運動下で、GFPを発現する神経細胞のイメージを蛍光顕微鏡により取得することができた。神経細胞の画像は、動物の運動によってぶれることはなく、長時間にわたる細胞レベルのイメージングの可能性が開けた。さらに接眼レンズの至適条件について検討を進めた。またin vivoからのイメージングへの応用を念頭に、ペプチドホルモンの脳組織への結合、麻酔による脳深部の応答等に関する探索研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)
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