これまでに我々は、インターフェロン誘導性膜タンパク質interferon-induced transmembrane protein 3(IFITM3)が周産期の自然免疫応答誘発性の神経発達障害に関与していることを明らかにしている。本研究では、IFITM3の新規結合タンパク質としてRabGDIを同定した。さらにIFITM3を過剰発現させると細胞内小胞サイズが大きくなり、IFITM3はRabGDIとの相互作用により、Rab5を活性化して小胞の融合とmulti-vesicular body (MVB)の形成を促進することが示唆された。
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