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2016 年度 研究成果報告書

生体イメージングによるストレス応答の調節機構の解明と創薬基盤技術の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26670160
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

河原 康一  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (00400482)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード核小体 / 細胞分裂 / p53 / 核小体ストレス応答 / 蛍光レポーター / 創薬スクリーニング
研究成果の概要

細胞分裂後に核小体が再構築されるが、その意義は不明である。近年、核小体の異常により、癌抑制因子p53依存的に細胞増殖を停止させ、核小体の機能を維持する核小体ストレス応答機構が明らかになった。我々は新たにレポーターシステムを構築し、細胞分裂阻害剤が核小体ストレス応答を誘導することを見出した。細胞分裂の阻害は、p53を増加させ、核小体ストレス応答に依存性に癌細胞の増殖を抑制した。以上から核小体ストレス応答が、分裂後の核小体の再構築の有無によって、分裂異常細胞を除去する新たな分裂監視機構と考えらた。また本レポーターシステムにより、核小体ストレス応答を利用したがん治療薬の開発も期待できる。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2018-03-22  

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