研究課題
初年度には細胞の老化→自然癌化モデルを作製した。本年度は、増殖期 (Phase I)、増殖期の正常細胞を接触阻害によってG0期に静止させたもの(Phase II)、老化期 (Phase III) 癌化後(Phase IV)につき、樹立した細胞株全てに於いてそれぞれ安定同位体13Cで標識したグルコースを投与し、13Cを含む代謝産物の網羅的定量解析を行った。その結果、老化細胞特異的、癌か細胞特異的に上昇している代謝産物や代謝経路を同定することが出来た。
2: おおむね順調に進展している
当初の予定通り進行している。
最終年度は同定した代謝経路を人為的に操作した細胞株で老化や癌化の誘導や回避が出来るかどうかを検証する。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Proc Natl Acad Sci U S A.
巻: 112 ページ: 11642-7
10.1073/pnas.1515872112
http://www.oxygenbiology.net/125071254012512.html
http://orcid.org/0000-0001-7995-9318