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2016 年度 研究成果報告書

非翻訳領域リピート病のリピート異常翻訳と不安定性メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 26670170
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 人類遺伝学
研究機関自治医科大学

研究代表者

松浦 徹  自治医科大学, 医学部, 教授 (90402560)

連携研究者 石井 一弘  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70323293)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード脆弱X随伴振戦/失調症候群 / FMR1遺伝子 / CGGリピート / 体細胞モザイク / mismatach repair遺伝子 / リピート不安定性
研究成果の概要

脆弱X随伴振戦/失調症候群 (FXTAS)はFMR1遺伝子CGGリピート伸長を原因とする遺伝性疾患だが、その体細胞不安定性は明らかでない。FXTAS剖検例から複数の組織のDNAを抽出し、CGGリピート数と挿入配列の有無を検討した。AGG挿入配列を伴う86~93リピートの体細胞モザイクを呈していた。組織間リピート数の相違は、3’リピートの不安定性のためであった。各組織のDNAミスマッチ修復(MMR)遺伝子発現を解析し、MMR遺伝子発現が強いほど、リピート数は伸長する傾向にあった。癌組織ではMMR遺伝子発現が著しく減弱しているが、リピート数は不安定化しており、異なる不安定性メカニズムが示唆された。

自由記述の分野

遺伝性神経筋疾患の分子病態

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公開日: 2018-03-22  

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