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2015 年度 研究成果報告書

術後性肺静脈狭窄症の分子病態解明:外膜出血関連酸化ストレス制御を目指して

研究課題

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研究課題/領域番号 26670190
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関徳島大学

研究代表者

坂下 直実  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 教授 (90284752)

研究分担者 堀口 英久  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 准教授 (40304505)
西辻 和親  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 助教 (40532768)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードヘムオキシゲナーゼ1 / 平滑筋 / 酸化ストレス / マクロファージ / 粥状動脈硬化
研究成果の概要

ヘムオキシゲナーゼ1(HO-1)機能不全による術後性肺静脈狭窄誘導を検証するため培養平滑筋細胞を用いて実験を行った。ヘム添加後の平滑筋細胞は酸化ストレス誘導、ERK、NF-κB、STAT3活性化、細胞増殖/遊走、HO-1誘導を示した。術後性肺静脈狭窄病変は酸化ストレス陽性だがHO-1陽性細胞は認められなかった。ヘム暴露に対するHO-1機能不全が内膜肥厚をもたらすことを検証するためHO-1阻害実験を行ったが平滑筋増殖能に変化はなかった。仮説が検証できなかったため粥状動脈硬化におけるHO-1発現の意義を検討した。粥腫内泡沫化マクロファージのHO-1誘導能は障害され粥腫を不安定化していると思われた。

自由記述の分野

病理学

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公開日: 2017-05-10  

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