研究課題/領域番号 |
26670196
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 独立行政法人医薬基盤研究所 |
研究代表者 |
野村 大成 独立行政法人医薬基盤研究所, 難病・疾患資源研究部, プロジェクトリーダー (90089871)
|
研究分担者 |
梁 治子 独立行政法人医薬基盤研究所, 難病・疾患資源研究部, サブプロジェクトリーダー (90301267)
足立 成基 独立行政法人医薬基盤研究所, 難病・疾患資源研究部, 特任研究員 (60379261)
|
研究協力者 |
野々村 祝夫
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | ヒト前立腺肥大症 / ヒト疾患移植モデル / Super-SCIDマウス / 病態解析 / PSA / 機能測定 / ヒト前立腺肥大症PDX / 抑制効果 |
研究成果の概要 |
独自に開拓したヒト臓器・組織長期維持システム(Super-SCID マウス)を用い、人体実験を避けて、基礎研究及び治療研究に資する世界初のヒト前立腺肥大症疾患モデルの確立を試みた。移植前、移植後の経時的変化(2、6、12カ月)では、H&E染色、p63、CK8、AR、PSA染色で、形態、機能はよく維持されており、さらに肥大症の経過がマウス血中ヒトPSAの測定により可能となった。市販医薬品Dutasterideの投与実験では、増殖能の抑制とアポプトーシスの増加がみられた。以上より、患者由来ヒト前立腺肥大症モデルを確立できた。
|
自由記述の分野 |
実験病理学
|