研究課題
挑戦的萌芽研究
自己免疫疾患の発症のしやすさは、さまざまな遺伝要因、環境要因の影響を受ける。多くの自己免疫疾患において、最も強い遺伝要因として、ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigens (HLA))遺伝子が同定されており、特定のHLA遺伝子型を持つ人では、自己免疫疾患の発症率が高い事が知られているが、その詳細な機序には不明な点が多く残されている。これを明らかにするため、本研究は、マウスでのHLAに相当する主要組織適合性抗原(Major Histocompatibility Complex (MHC))を改変し、自己免疫疾患発症への影響を解析した。
免疫遺伝学、生化学