TLR7およびTLR8は一本鎖RNAを認識するセンサーとして知られます。一方、これらのTLRにはCL075やR848などの人工合成低分子リガンドも存在しますが、天然の低分子リガンドの存在はこれまで知られていません。我々はTLR7が一本鎖核酸存在下でグアノシンを認識することを発見しました。またグアノシンに加え、TLR7は疾患マーカーとして知られる修飾型グアノシン類にも応答性を示しました。我々の結果は、TLR7の内因性低分子リガンドを明らかにすると共に、これまで機能不明であった生体内グアノシンアナログに自然免疫応答を誘導する役割があることを示してます。
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