米国ECFMGの示す認証評価ならびにアメリカ医科大学協会(AAMC)の示すTool for Assessing Cultural Competence Training(TACCT)により日本の医療現場・教育現場におけるコミュニケーション教育は大きな転換期を迎えたが、異文化理解と他者経験まで踏み込んだ教育法の研究は未開拓である。本研究では今後見込まれる在留外国人のさらなる増加や対外的な認証評価にいち早く対応するために、異文化理解能力、物語能力を中心とした調査研究を通して、医学教育におけるコミュニケーション能力向上を目指した教育モデルを構築した。
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