研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、社会全体の精神障害に対する関心と理解を深めることを目的として、精神医療に関する歴史を素材にした教育プログラムの開発を行った。具体的には、「精神医療ミュージアム移動展示プロジェクト」を立ち上げて、研究期間中にソウル、東京、大阪、京都などで、計8回の「私宅監置と日本の精神医療史」展を開催した。展示会にあわせて、講演会やギャラリートークの実施、あるいは施設見学なども行い、さまざまな背景をもつ来場者との対話を通して、精神保健福祉に関わる諸問題を議論することができた。
精神医療史