研究課題/領域番号 |
26670289
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
|
研究機関 | 鹿児島大学 (2016) 佐賀大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
八坂 敏一 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (20568365)
|
研究協力者 |
Todd Andrew J グラスゴー大学, 教授
Hughes David I グラスゴー大学, 講師
Robert Callister ニューカッスル大学, 教授
Graham Brett A ニューカッスル大学, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 疼痛学 / 痒み / オプトジェネティクス / 脊髄後角 / 局所回路 |
研究成果の概要 |
難治性疼痛のメカニズムの解明は急務である。痛み情報は脊髄後角に入力すると、そこでインターニューロンからなる局所回路によって修飾を受ける。この局所回路の役割を明らかにするため、光遺伝学的手法の導入を試みる一方、パッチクランプ法と免疫染色を用いて解析を行った。本研究ではパルブアルブミン(PV)を発現する抑制性細胞と興奮性のvertical cellの役割について調べた。その結果、PVニューロンは触感覚を伝える神経線維の終末をシナプス前抑制しvertical cellへの入力を抑制することが明らかとなった。従って、PV細胞の機能がアロディニアの発症に深く関与することが示唆された。
|
自由記述の分野 |
神経科学
|