私が提唱するFas欠損もしくはFasL欠損マウスへの放射線照射+骨髄移植による皮膚炎発症モデルは、GVH(移植片対宿主)反応によるものであることを皮膚組織の病理学的検査により確定した。 lprもしくはgldと野生型(WT)との間で種々の組み合わせ(lpr>lpr、WT>lpr、lpr>WT、gld>gld、WT>gld、gld>WT)で骨髄移植を行い、宿主のみ、あるいは移植片のみがFas/FasLに変異の入った場合に、皮膚炎その他の免疫異常を検討した。 宿主をRAG-2KOマウスとし、骨髄細胞をgldマウスの骨髄とWT(5.1)マウスのミックスとして骨髄移植行い、その後の病態変化を調べた。
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