研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、慢性疼痛予防に役立つ炎症免疫および生活習慣病関連バイオマーカーを探索することを目的とした。地域住民コホートにおいて、慢性疼痛の有病および新規発症と血中高感度CRP、25-hydroxyvitamin D (25[OH]D)、健診測定項目との関連性を解析した。慢性疼痛とCRP、検診項目との関連は見られなかった。しかしながら、血中25(OH)D濃度と腰部慢性疼痛リスクとに負の関連が見られ、ビタミンDが腰痛予防に有効である可能性が示唆された。
予防医学