研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト血清アルブミンの還元型(HMA)と酸化型(HMA)の合計中のHMAの割合であるf(HMA)を全身の酸化還元状態の指標と見なし、動脈硬化指標としての頚動脈中内膜肥厚(IMT)との関連、および腎機能指標(eGFR)との関連を明らかにする調査研究を行った。一般健常者集団(約300人)を対象とした断面的解析の結果、全身が還元状態である集団では酸化状態である集団より動脈硬化のリスクが低いことと、腎機能が良好であることが示唆された。
公衆衛生学