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2016 年度 研究成果報告書

オフセット印刷工程で多発した胆管癌の原因解明と動物モデルの確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26670329
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関東京理科大学

研究代表者

市原 学  東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (90252238)

連携研究者 豊國 伸哉  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90252460)
研究協力者 張 霊逸  東京理科大学, 薬学部, ポストドクトラルフェロー
張 堯  名古屋大学, 大学院医学系研究科
宗 才  東京理科大学, 薬学部, ポストドクトラルフェロー
杉江 茂幸  朝日大学, 歯学部, 教授
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード胆管がんの原因物質
研究成果の概要

オフセット印刷工場で多発した胆管がんの原因候補物質として1,2-ジクロロプロパン(DCP)が挙げられているが、過去の同物質を用いた動物実験は胆管がんの発生を示していない。本研究は同物質への感受性の種差がグルタチオンS-トランスフェラーゼの分布で説明できないことを示した。さらに本研究は、マウスにおいてDCPが胆管上皮細胞増殖と細胞死を誘導し、それら作用に肝臓代謝酵素P450が貢献していることを世界で初めて示した。本研究結果は、DCPが胆管がんの原因物質であることを強く示唆するものである。

自由記述の分野

環境労働衛生学

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公開日: 2018-03-22  

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