個別化予防医療の有効な実施方法を検討するために、SNPに基づくゲノム情報、全ゲノム解析によるレアバリアントに関する情報、および家族歴聴取を組み合わせ、DNA検査結果を被検者に開示してコンサルティングを行った。また検査の前後で疾患に対する理解や健康観、行動変化など個別化予防医療関連項目の評価をするためのアンケート調査を行った。対象はSNP解析と家族歴聴取のみが、アジア人20名、白人20名、レアバリアントとSNPの両方の検査と家族歴聴取がアジア人10名であった。アジア人のSNP検査についてはコンサルティング後に疾患に対する理解度や健康観が変化することが明らかとなった、
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