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2015 年度 研究成果報告書

細胞内Ca2+制御による新たな肥大型心筋症の分子標的療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26670404
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関山口大学

研究代表者

矢野 雅文  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90294628)

研究分担者 奥田 真一  山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90530212)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード肥大型心筋症 / リアノジン受容体 / カルシウムリーク
研究成果の概要

肥大型心筋症(HCM)では、現時点で心肥大を退縮させる有効な薬物療法は存在しない。心肥大を生じる機序として、心筋細胞内Ca2+濃度との関連が報告されているが詳細は不明である。本研究では拡張期の心筋細胞内Ca2+濃度上昇に着目し、リアノジン受容体(RyR2)からの異常なCa2+leakによる拡張期のCa2+濃度上昇と心肥大を来たす機序とが相互に深く関連性があること、RyR2安定化を介したCa2+ leakの抑制による心筋筋小胞体機能の改善により拡張期の心筋細胞内Ca2+濃度上昇を防ぐことで、心肥大の退縮を起こしうる可能性が示唆された。

自由記述の分野

循環器内科学

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公開日: 2017-05-10  

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