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2016 年度 研究成果報告書

肝転移を標的とした小細胞肺癌に対する新規分子標的治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26670418
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関徳島大学

研究代表者

西岡 安彦  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (70274199)

連携研究者 後東 久嗣  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 講師 (00437641)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード肝転移 / 小細胞肺癌 / 予後
研究成果の概要

小細胞肺癌細胞株のsphere形成分画を用い、SCIDマウス多臓器転移モデルにおいて検討したところ、特異的に肝転移が増加する結果が得られた。そこでこれらの細胞分画に発現する分子の中から肝転移関連遺伝子Bを同定した。shRNAを用いて遺伝子Bのノックダウンを行い、恒常的に遺伝子B発現を抑制すると、他臓器転移に影響を与えることなく肝転移が減少した。また、臨床的に小細胞肺癌の予後因子を検討したところ、重要な予後因子であるPSと関連する臓器転移として肝転移が同定された。以上から、肝転移を標的とする治療開発の臨床的重要性と遺伝子Bを標的とした肝転移制御の可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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