研究課題
挑戦的萌芽研究
家族性パーキンソン病のひとつPARK17の病態を解明するため、新たな遺伝子改変技術であるCRISPR/Cas9法を応用して、患者で見出された遺伝子変異と同様の変異をマウスVps35遺伝子に有するノックインマウス、さらにVps35遺伝子を発現しないノックアウトマウスを迅速に作成することに成功した。加えて細胞内で不要なタンパクを分解する働きを有するリソソームと呼ばれる小器官の産生を促進する転写因子Tfebについてその活性が恒常的に促進したマウスを作製することにも成功した。
神経遺伝学