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2014 年度 研究成果報告書

酸化ストレスを消去する腸管作用型新規ナノ粒子を利用した動脈硬化抑制の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 26670448
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 代謝学
研究機関筑波大学

研究代表者

島野 仁  筑波大学, 医学医療系, 教授 (20251241)

研究分担者 松坂 賢  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70400679)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
キーワードナノメディシン / 動脈硬化
研究成果の概要

本研究では、pH 非崩壊型ニトロキシドラジカル含有ナノ粒子(RNP-O)が動脈硬化を抑制しうるか、動脈硬化モデルLDL受容体欠損マウスを用いて解析した。コントロール群に比べてRNP-O群の動脈硬化形成は有意に減少した。体重、血中の総コレステロール、HDLコレステロール、non-HDLコレステロール、血中および腸管の酸化ストレスには、群間での差は認められなかった。腸内細菌叢の検討から、control群と比較してRNP-O群ではある特定の門に属する最近グループの減少が認められた。したがって、RNP-Oは腸管において腸内細菌叢の組成の変化を介して抗動脈硬化作用を発揮する可能性が示唆された。

自由記述の分野

代謝内分泌学

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公開日: 2016-06-03  

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