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2015 年度 研究成果報告書

好中球のオートファジー機構を活用した多剤耐性菌感染症に対する新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26670484
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 感染症内科学
研究機関京都大学

研究代表者

伊藤 洋志  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20362387)

連携研究者 足立 壯一  京都大学, 大学院医学研究科, 教授 (10273450)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード好中球 / オートファジー / 自然免疫 / 殺菌能 / 多剤耐性菌 / 易感染宿主 / 貪食 / 免疫グロブリン
研究成果の概要

多剤耐性菌の臨床分離株を用いた実験系により、静注用免疫グロブリン製剤による好中球の貪食能、殺菌能およびオートファジーなどの増強効果を明らかにした。また、菌を内包するオートファゴソーム数の増加も認めた。さらに、オートファジー抑制実験系により、好中球の殺菌能におけるオートファジーの貢献を明らかにした。同様の効果が、造血幹細胞移植後で免疫抑制剤投与中の患者の好中球でも認められた。易感染性患者における多剤耐性菌感染症に対して、オートファジー機構を介した好中球機能の活用による治療法の有用性が期待される。

自由記述の分野

生体防御学

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公開日: 2017-05-10  

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