研究課題
挑戦的萌芽研究
母体低栄養モデル(摂餌-30%)を妊娠10.5-18.5日に行い、胎生期低栄養マウスモデルを作成した。GAD67ヘテロマウスへの低栄養負荷ではACTH、CORT値はヘテロ仔でのみ有意に上昇し、胎仔では母体と逆のGAD67‐低栄養相互作用が認められた。塩分調節因子のWNK3ノックアウトモデル静止膜電位が深く、膜抵抗減少、発火閾値上昇、発火間膜電位上昇により、連続発火など神経興奮性が低下していた。行動異常とパルブアルブミン陽性GABA細胞発生異常を呈するGAD67ヘテロ欠損と母体拘束ストレス負荷の交互作用モデルでは神経細胞の発生と移動に関連する遺伝子のメチル化が亢進していた。
医歯薬学