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2015 年度 研究成果報告書

自閉症脳におけるエピジェネティクス解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26670539
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

岩田 泰秀  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (10285025)

研究分担者 亀野 陽亮  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40537255)
連携研究者 山田 浩平  浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 講師 (50588879)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードDNAメチル化 / エピジェネティック過程 / 死後脳 / 自閉症スペクトラム障害
研究成果の概要

自閉症スペクトラム(ASD)の脳内遺伝子のエピジェネティック過程がその病態に関与している可能性を考え、特にDNAメチル化についてASD死後脳での変化の有無を検証した。6名のASD男性および年齢がマッチする7名の定型発達男性の凍結死後脳サンプル(縫線核)よりゲノムDNAを抽出し、約45万CpGサイトのメチル化レベルを測定した。
その結果、ASD特異的に81 CpGサイトのメチル化変化を見出した。そのうち44サイトのメチル化は有意に増加し、37サイトのメチル化は有意に減少していた。さらにこの中には、ASDとの関連が示唆されている複数の遺伝子(DAB1 やGRIA1など)の領域が含まれていた。

自由記述の分野

精神医学

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公開日: 2017-05-10  

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