2015 年度研究成果報告書

グアニン四重鎖構造を標的とするテロメラーゼ活性測定プローブの開発

研究課題

研究課題/領域番号	26670552
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	放射線科学
研究機関	福井大学
研究代表者	清野泰福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (50305603)
研究分担者	森哲也福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (40397287)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード	放射性医薬品 / テロメラーゼ活性 / 放射性銅 / PET
研究成果の概要	がん細胞では、テロメラーゼの活性が上昇しているために、細胞の不死化に繋がっている。テロメラーゼ活性をイメージングできれば、がん患者の治療効果や予後の予測に非常に有益な情報を提供できる。そこで、テロメラーゼ活性イメージングを目的とした[64Cu]PcTSを合成し、細胞取り込み実験により[64Cu]PcTSを評価した。実験に用いたがん細胞では[64Cu]PcTS の取り込みが経時的に増加したことより、[64Cu]PcTSはテロメラーゼ活性イメージング用PET薬剤として使用できる可能性が示された。
自由記述の分野	分子イメージング