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2016 年度 研究成果報告書

酸素化休止期腫瘍細胞の感受性をも加味した局所腫瘍制御向上の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 26670556
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関京都大学

研究代表者

増永 慎一郎  京都大学, 原子炉実験所, 教授 (80238914)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード休止期腫瘍細胞 / 酸素化休止期腫瘍細胞 / 低酸素領域 / 腫瘍内微小環境 / 中性子捕捉療法 / サリドマイド / p53 status / メトフォルミン
研究成果の概要

サリドマイドは腫瘍血管正常化の間に急性低酸素領域を解除し、局所腫瘍からの遠隔肺転移を抑えた。
p53が野生型及び変異型の腫瘍細胞を用いて、培養時の酸素濃度との関係を解析すると、常酸素下に比べ低酸素下培養では硼素-10の取込み量が有意に減少し、BSHよりもBPAの使用時に、p53変異型よりも野生型の腫瘍細胞において顕著に減少した。
HIF-1α欠失腫瘍細胞を確立後、HIF-1αの欠損はグルコース枯渇下培養下でのメトフォルミンに対する感受性を増強させ、低酸素下培養におけるメトフォルミンへの感受性を顕著に増強させる事、メトフォルミンを併用する固形腫瘍の放射線感受性を顕著に増強することが判明した。

自由記述の分野

放射線腫瘍学

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公開日: 2018-03-22  

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