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2016 年度 研究成果報告書

高精度α-ARGによるホウ素化合物のミクロ分布の探索と腫瘍・組織反応解析への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26670557
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関京都大学

研究代表者

小野 公二  京都大学, 原子炉実験所, 寄附研究部門教員 (90122407)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードBNCT / CBEファクター / BPA / BSH / 放射線脳壊死 / 放射線肺線維症
研究成果の概要

正常組織のCBEファクター値を説明する新たな式を発見した。脳放射線壊死に対するBPAの場合はCBE値=0.32+N/Bx1.65(NとBは正常脳組織と血中の各々の10B濃度)である。BSHの場合は、0.36と定値になった。肺線維症をではBPAのCBE値=0.32+N/Bx1.80となった。BSHについては解析すべき実験データの報告が無かった。このことから、BPAの脳でのCBE値には正常組織の10B濃度が重要であることが分かり、その濃度を低減する手法を探索した。BPAの投与前にPA(フェニールアラニン)を前投与しておくと、脳での10B濃度は劇的に低減し、治療可能比が大きく上昇することが分かった。

自由記述の分野

放射線腫瘍学

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公開日: 2018-03-22  

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