研究課題/領域番号 |
26670577
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩田 博夫 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (30160120)
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研究分担者 |
濱口 真英 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (80350883)
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連携研究者 |
坂口 志文 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 教授 (30280770)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ランゲルハンス氏島 / 膵島 / 制御性T細胞 / 糖尿病 / 血糖値 / 移植 / 皮下移植 |
研究成果の概要 |
糖尿病ラットの皮下に膵島を移植し、免疫抑制剤非投与下で膵島が長期に生着した。移植部位を作製するためにSEK-1005あるいはbFGF含有アガロースロッドを埋め込んだ。アガロースロッド埋め込み部位近傍の免疫抑制的に働く制御性T細胞(Treg)の比率が高くなり、また、膵島移植後もTreg細胞の比率は高い値を維持していた。アガロースロッド周囲の肉芽組織を埋め込み7日後に回収し、遺伝子網羅的に解析したところTregの遊走・誘導に関する遺伝子の発現が優位に高くなっていた。また、肉芽組織の近傍の浸出液中のTGF-β1の濃度も高くなっていた。これらのことからが原因で免疫寛容する環境が構築されたと考えている。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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