研究課題/領域番号 |
26670581
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター (2015) 大阪大学 (2014) |
研究代表者 |
西川 博嘉 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 分野長 (10444431)
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連携研究者 |
土岐 裕一郎 大阪大学, 大学院医学研究科, 教授 (20291445)
本田 賢也 理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, チームリーダー (60334231)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 免疫学 / 制御性T細胞 / 大腸癌 |
研究成果の概要 |
従来、制御性T細胞と見なされていたFOXP3陽性細胞の中に、FOXP3を弱発現する細胞群が多数存在することを明らかにした。FOXP3を弱発現する細胞群は、抑制能を持たない活性型T細胞であり、大腸癌に付着する腸内細菌により腫瘍内で増加した炎症性サイトカインによって誘導されることを解明した。さらに、この様なFOXP3を弱発現する細胞群が多数浸潤する大腸癌は予後が良好である一方、抑制活性をもつ制御性T細胞が多数浸潤する大腸癌は他のがん腫と同様に、制御性T細胞の浸潤が予後不良因子になることを示した。
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自由記述の分野 |
腫瘍学 免疫学
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