CRISPRシステムによるPERVのknockoutを試みた。PERV遺伝子のgagおよびpolの領域においてknockout効率の高いターゲット配列 (gRNA) をそれぞれ1か所ずつ選定し、pX330 = U6-gRNA+Cas9+neomycinを作製した。次に、gag領域をターゲットとしたplasmidを、PK15細胞にtransfectionし、neomycinによるselection後、17個のクローンを得た。Integrateされているクローンは15個に絞られた。さらにこれらクローンのgag-KO領域をダイレクトシークエンスした結果、1個のクローンのgag領域に変異を確認できた。
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