マウス胚を用いて、8細胞期及び胚盤胞期に蛍光標識したヒト多能性幹細胞を移植し動物性集合胚の作成を行った。倫理的な問題を考慮し、これらの胚は子宮に戻すことはせず試験管内培養を行うためヒトとのキメラ個体が発生することは決して無いキメラ胚培養後細胞を酵素処理によりバラバラにしセルソーターを用いて蛍光標識のあるヒト由来細胞と他種動物由来細胞を分け、ヒト由来細胞の遺伝子発現解析、タンパク質発現解析を行いキメラが形成されることの確認(他種動物胚内でヒト由来細胞があらゆる組織の細胞に分化していることの確認)を行った。
|