• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

高感度の変異解析技術を用いた膵臓がんの早期診断法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26670613
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

谷内田 真一  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所がんゲノミクス研究分野, ユニット長 (20359920)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード膵臓がん
研究成果の概要

膵臓がんではKRASの突然変異は発がん過程の初期に生じるゲノム異常である。この分子遺伝学的な特徴を利用して、血漿中がん由来遊離DNAを研究試料に、Droplet digital PCR(ddPCR)を用いて、KRAS変異と野生型を同時に検出するKRAS 5-plex ddPCR assay系を構築した。259例の血漿(0.25 mL)を研究試料とし、KRAS変異の検出率と臨床・病理学的な因子との関連性について検討を行った。KRAS変異の検出率は臨床病期が進むにつれて上昇し、特に遠隔転移を有する患者においては約60%でKRAS変異を検出した。早期診断にはさらなる研究開発が必要と考えられる。

自由記述の分野

がんゲノミクス

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi