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2014 年度 実施状況報告書

痛みのサウンドコミュニケーションツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26670689
研究機関大阪大学

研究代表者

中江 文  大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授(常勤) (60379170)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードサウンドコミュニケーション / 痛み / 国際研究者交流 / 国際情報交換
研究実績の概要

本年度は痛みの質問表の文献的考察を10種類にわたって行った。ドイツ人研究者とのスカイプにおけるミーティングやメールによる意見交換の結果、我々が翻訳に携わったSFMPQ-2の痛みをあらわす項目に準じて音の作成を進めていくことが有効であるとの結論に達した。
最終的には何種類かの音に絞っていくことになるが、まずは質問表に準じて20種類のサンプル音を検討することで意見が一致した。昨年度中に来日し、更なる検討を行う予定であったが、先方の都合により延期となったため、こちら再度でサンプル音を選定しその評価を進めていくことで同意を得た。新たな協力者を得ることが出来ており、彼らとの意見交換も済ませ、音の提供を受けることについて快諾を得ることが出来た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度は言葉で表す質問表を10種類検討を行い、どのように音声化するかについてまで検討が終了した。後はサンプル音声を用いて、どの音に当てはめるべきかの検討段階で、その後評価対象とするボランティアの確保も済んでおり、十分に進められる体制を構築することが出来た。

今後の研究の推進方策

今年度は、新たな研究協力者を得て、サンプルの音の提供を受けることが決まっている。延期となっていたドイツ人研究者の来日が9月となったため、それまでに音における評価法の概要を決定し、日独同時にその有効性の検討に入ることを目指す。

次年度使用額が生じた理由

ドイツ人研究者がディスカッションのために来日予定であったが、次年度に予定変更になった。

次年度使用額の使用計画

次年度は日本在住の新たな研究協力者から音の提供を受けるとともに、ドイツ人研究者から協力を得てすすめてきた新たな音の開発と合わせて、実際に評価を進める。

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公開日: 2016-05-27  

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