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2015 年度 研究成果報告書

卵巣がんの超早期発見に向けた卵管采部の病理学的検索及び血中循環DNA測定

研究課題

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研究課題/領域番号 26670710
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関東北大学

研究代表者

八重樫 伸生  東北大学, 大学病院, 教授 (00241597)

研究分担者 豊島 将文  東北大学, 大学病院, 助教 (70451581)
連携研究者 北谷 和之  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 助教 (40539235)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード卵巣がん / 漿液性腺癌 / p53変異 / 卵管采 / DNA損傷 / トランスフェリン / 卵胞液
研究成果の概要

卵巣がんの最多組織型である漿液性腺癌は卵管采上皮由来とする見解が近年主流となっている。我々は漿液性卵巣がんが初期前駆病変の段階で既にp53変異を持つことに着目し、p53変異の原因と考えられる「DNA損傷反応」に着目して研究を行った。γ-H2AXをDNA2重鎖切断のマーカーとしてトランスフェリンが細胞にDNA損傷反応を引き起こす事を見出した。siRNAを用いてこの反応がトランスフェリン受容体1に特異的に依存している事を確認した。上記の結果はoncogene誌に論文発表され卵巣癌の発生機序を理解する上で重要な成果であると考えられる。

自由記述の分野

産婦人科学、婦人科腫瘍学

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公開日: 2017-05-10  

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