研究課題/領域番号 |
26670731
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
宮本 新吾 福岡大学, 医学部, 教授 (40209945)
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研究協力者 |
四元 房典 福岡大学, 医学部産婦人科学教室, 講師
深川 怜史 福岡大学, 医学部産婦人科学教室, 助教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 卵巣癌 / CD36 / 動脈硬化 / HB-EGF / BK-UM |
研究成果の概要 |
がん増殖に関わる分子機構は成人病疾患発生の分子機構と類似していることが報告されています。本来、がん治療の標的分子であるHB-EGFは動脈硬化にも深くかかわる分子で、脂質代謝に関わる酸化LDL-CD36-PPARγの伝達経路の活性化が HB-EGFの発現亢進を制御することを明らかにしています。そこで、本研究では、CD36の卵巣癌症例における発現を検証するとともに、CD36の機能を抑制する中和抗体薬を作製してがん治療薬の創薬開発を行うことです。本研究の成果は、新規標的治療薬の開発となることだけでなく、HB-EGF特異的抑制剤BK-UMとの併用療法による相乗的治療効果が期待されます。
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自由記述の分野 |
医学、分子生物学
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