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2016 年度 研究成果報告書

頭頸部癌への重粒子線治療によるimmunogenic cell deathの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26670736
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関群馬大学

研究代表者

近松 一朗  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30301378)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード癌 / 放射線治療 / 免疫学
研究成果の概要

放射線治療は癌細胞に作用して細胞死を誘導するが、それだけにとどまらず、一部の癌細胞では細胞死によって、免疫刺激分子の発現や免疫シグナル分子の放出をきたすことが明らかになってきた。今回、放射線照射(X線と重粒子線)による免疫学的作用について検討した。重粒子はX線と比較して高い殺細胞効果(アポトーシス誘導能)を認めた。更に放射線照射によってcalreticulinの発現増強とともにCD47の発現低下を認めた。放射線照射による抗腫瘍免疫応答の誘導のメカニズムの一つとして放射線照射された癌細胞はマクロファージによって貪食されやすくなり、癌抗原提示を促進している可能性が示唆された。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科

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公開日: 2018-03-22  

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