研究課題
挑戦的萌芽研究
麻酔条件や内耳展開の手術術式の改良、頭部固定や蛍光試薬のloading条件を最適化した。外耳道に挿入したイヤホンから音響刺激を行ったところ、有毛細胞のカルシウム濃度を蛍光強度変化として捉えることに成功した。また活性酸素蛍光試薬であるAminophenyl Fluorescein (APF)およびHydroxyphenyl Fluorescein (HPF)を用い、ミトコンドリア電子伝達系酵素阻害薬であるアンチマイシンAの直接滴下によりらせん神経節近傍の活性酸素産生を直接検出することに成功した。
耳鼻咽喉科学