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2015 年度 研究成果報告書

機能的免疫複合体による難治性上気道炎症性疾患に対する新規治療・予防法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26670742
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関岡山大学

研究代表者

岡野 光博  岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (60304359)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード黄色ブドウ球菌 / プロテインA / IgG / IFN-γ / IL-10 / IL-5 / 単球 / 免疫複合体
研究成果の概要

黄色ブドウ球菌の菌体成分であるプロテインA(SpA)はIgGなどの免疫グロブリンと結合、すなわち免疫複合体を形成することにより、IL-10産生などを介して2型炎症反応(IL-5やIL-13産生)を抑制することが明らかとなった。さらにSpA-IgG複合体は抗炎症作用を有する単球上の分子Xの発現を誘導した。分子Xのアンタゴニストは機能的SpA-IgG複合体による鼻茸細胞からのサイトカイン産生の抑制を解除した。以上より、機能的SpA-IgG複合体による炎症制御の作用メカニズムのひとつとして、分子Xの発現誘導を介した抗炎症作用が示唆された。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科学、臨床免疫学、アレルギー学

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公開日: 2017-05-10  

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