研究課題/領域番号 |
26670764
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
檜山 英三 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 教授 (00218744)
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研究分担者 |
鬼武 美幸 広島大学, 大学病院, 病院助教 (10448269)
栗原 將 広島大学, 大学病院, 医科診療医 (40724894)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ゲノム / 癌 / マイクロアレイ / 小児 / 放射線 |
研究成果の概要 |
1980 年以降広島大学にて治療を行った小児がん経験者のうち、次世代の児を持ちえた27組を対象にゲノム上の変化の検討を行った。ゲノム上の変化(異常)が15 例に見出され、放射線の全身照射と大量化学療法が有意に関連していた。さらに、児への遺伝的継承について検討したが、3例に伝播した可能性が示唆されたが共通する特徴は見出せなかった。また、二次がんを生じた6例中5例はゲノム異常を認めたが、発癌と直接明らかに関連するものは見出せなかった。 以上から、小児がんに罹患し放射線療法や化学療法を受けた経験者においては、治療によると考えられるゲノム異常が見出され、その一部が次世代に受け継がれていた。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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