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2016 年度 研究成果報告書

次世代シークエンサーを用いた重症救急患者の腸内細菌叢の解析と新たな治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26670788
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 救急医学
研究機関大阪大学

研究代表者

小島 将裕  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (70721091)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード腸内細菌叢 / 重症患者 / 高処理シークエンサー / 抗生物質 / 重症度
研究成果の概要

腸内細菌叢は全身の免疫システムにおいて重要な役割を担い、救急患者においても生命予後や感染合併症などに影響を与える可能性が示されている。近年、高処理シークエンサーによる網羅的な細菌叢の解析が可能となった。本研究により、重症救急患者の急性期にダイナミックな腸内細菌叢の変化が生じており、抗生物質や疾患の重症度などが影響を与えていることが明らかとなった。また、来院時は患者ごとに固有の細菌叢が定着しているが、入院から1週間までに特に細菌叢が変移し、その後は新たな安定した腸内細菌叢に移行することも明らかとなった。また、過剰な腸内細菌叢の偏移は宿主である患者の生命予後にも悪影響を与えている可能性が示された。

自由記述の分野

救急、集中治療

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公開日: 2018-03-22  

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