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2015 年度 研究成果報告書

胎生期のマクロファージを起源とする破骨細胞:新規細胞系譜解析と骨代謝制御

研究課題

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研究課題/領域番号 26670803
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関九州大学

研究代表者

久木田 敏夫  九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (70150464)

研究分担者 久木田 明子  佐賀大学, 医学部, 准教授 (30153266)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード破骨細胞 / 胎生期マクロファージ / Fate Mapping解析 / アンチセンスRNA / 新生仔破骨細胞
研究成果の概要

破骨細胞が胎生期マクロファージに由来する可能性について検討した。「Fate Mapping法」による実証を試みたが解析が困難となった。そこで胎生期のマクロファージ系細胞に由来すると考えられる新生仔の破骨細胞について解析を行なった。マクロファージ分化誘導能を持つ転写因子WT1の遺伝子発現について検討したところ新生仔破骨細胞がアンチセンスRNA(WT1asRNA)を高発現することを見出した。破骨前駆細胞にWT1asRNAを過剰発現させたところ、破骨細胞分化が顕著に促進された。これらの結果から、少なくとも新生仔ラットは胎仔期の前駆細胞から形成される際にWT1asRNAによる制御を受けることが分った。

自由記述の分野

口腔解剖学

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公開日: 2017-05-10  

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