研究課題/領域番号 |
26670813
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
上條 竜太郎 昭和大学, 歯学部, 教授 (70233939)
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研究分担者 |
片桐 岳信 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80245802)
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連携研究者 |
大隅 典子 東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00220343)
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研究協力者 |
井関 祥子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80251544)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 神経堤由来細胞 / 毛包 / 骨芽細胞 |
研究成果の概要 |
胚発生の過程で神経堤から遊走した神経堤由来細胞の一部は、成長後も幹細胞の性質を維持し体内に潜伏することから、再生医療の新しい細胞ソースとして期待されている。本研究では、神経堤由来細胞をGFPで標識できる遺伝子改変成体マウスを用い、毛包の毛乳頭とバルジ領域に神経堤由来細胞が局在するのを明らかにした。毛包から採取した細胞はFGF含有培地によりGFP陽性細胞が選択的に増殖し、間葉系幹細胞マーカーの発現も上昇した。一方、BMP含有の誘導培地によって骨芽細胞様細胞へと分化した。低侵襲で容易に採取できる毛包の神経堤由来細胞は、骨組織再生の有効な細胞ソースとなり得ることが示唆された。
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自由記述の分野 |
口腔生化学
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