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2016 年度 研究成果報告書

アメロブラスチンの進化医学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26670890
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関東京歯科大学

研究代表者

新谷 誠康  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (90273698)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードアメロブラスチン / AMBN / 進化医学
研究成果の概要

アメロブラスチンはエナメル質形成に重要な役割を担っているエナメル質特異的タンパク質である。本研究の結果、アフリカツメガエル(カエル)のアメロブラスチンmRNAの発現はエナメル芽細胞に特異的であった。羊膜類と同様にエナメル質形成において、カエルアメロブラスチンのN末ペプチドとC末ペプチドの分布は異なっていることが示された。アメロブラスチンは両生類から羊膜類への進化過程において、その独特のクリベージメカニズムを保持し、N末ペプチドとC末ペプチドはそれぞれ異なった機能を担うという機構を取り続けてきたことが示唆された。このことは3億5千万年にわたる進化過程において保存されてきたと考えられる。

自由記述の分野

小児歯科学

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公開日: 2018-03-22  

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