本研究では、次世代型の新しい歯周組織再生治療薬のシーズを見出すことを目的として、マウスin vivoにおいて歯周組織再生治療薬FGF-2による再生標準化モデルを構築するために、実験条件の比較検討を行った。さらに、in vitro培養細胞を用いたFGF-2機能制御分子のスクリーニング系を構築した。将来的に同スクリーニング系を組み合わせることにより、低分子化合物ライブラリ等を用いた網羅的なFGF-2機能制御因子のスクリーニング系を確立し、次世代型の歯周組織再生治療薬の開発に向けた基盤構築を行いたい。
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