研究課題/領域番号 |
26670952
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
柏倉 栄子 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (60282026)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 共有意思決定度 |
研究実績の概要 |
本研究は,がん患者の治療選択における共有意思決定度(Shared Decision Making:SDM)に影響する要因を明らかにすることを目的としている。研究は第一段階と第二段階からなり,第一段階は,「がん患者の治療選択における看護師の意思決定支援」の測定尺度の開発である。 平成26年度は,まず「尺度原案の作成とその内容妥当性の検討」,次いで「尺度原案の信頼性および妥当性の検討」である。「尺度原案の作成とその内容妥当性の検討」については,がん看護に精通している看護研究者と看護専門職の計56名に質問紙の内容妥当性の検討に関する調査を実施した。一致度と表現の妥当性によって質問項目を抽出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
尺度原案の作成とその内容妥当性の検討」については,がん看護に精通している看護研究者と看護専門職の計56名に質問紙の内容妥当性の検討に関する調査を実施できている。しかし,データ解析に時間を要し,次の段階の「尺度原案の信頼性および妥当性の検討」についてのデータ収集がやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は,「尺度原案の信頼性および妥当性の検討」を行い,次の段階である「がん患者の治療選択における看護師の意思決定支援がSDMに影響するかどうかの検討」を行う予定である。 本研究の成果を論文として公表することが課題である。
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次年度使用額が生じた理由 |
データ解析に時間を要し,次の段階への進展が遅れたため。
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次年度使用額の使用計画 |
今後は,計画通りに,質問紙の作成,研究協力者への謝礼,学会参加のための旅費を使用する。
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