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2015 年度 実施状況報告書

がん患者の治療選択における共有決定度に影響する要因の検証

研究課題

研究課題/領域番号 26670952
研究機関東北福祉大学

研究代表者

柏倉 栄子  東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (60282026)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード治療選択
研究実績の概要

本研究は,がん患者の治療選択における共有決定度(Shared Decision Making:以下SDM)に影響する要因を明らかにすることである。特に,初期診断時での治療選択の局面において,患者が治療を選択し決定するまでの間に,看護師から受けたと認識した看護支援の視点から明らかにすることである。
本研究は,3段階からなる。第1段階は,がん患者の治療選択における看護師の意思決定支援尺度原案の内容妥当性の検討であり,第2段階は,がん患者の治療選択における看護師の意思決定支援尺度原案の信頼性および妥当性の検討である。第3段階は,がん患者の治療選択における看護師の意思決定支援がSDMに影響するかどうかの検討である。
研究の第1段階である「尺度原案の作成と内容妥当性の検討」が終了し,関連学会やセミナー等に参加し,第2段階である「尺度原案の信頼性および妥当性の検討」に着手すべく,対象施設との検討を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の予定では,研究の第2段階,第3段階の実施を目標にしていた。しかし,内容妥当性の検討や質問紙票の作成に時間を要し遅れが生じている。また,対象施設との調整が進まず,予定した調査が実施できていない。今後,対象施設の関係者と連携を図りながら調査を実施していく予定である。

今後の研究の推進方策

最終年度は遅れ分を取り戻すべく対象施設の調整と時間の確保に努め,第2段階の「がん患者の治療選択を支える看護支援」の実施・まとめと,第3段階の「がん患者の治療選択を支える看護支援」がSDMに影響するかどうかの検証を行う。

次年度使用額が生じた理由

内容妥当性の検討や質問紙票の作成に時間を要し遅れが生じた。また,対象施設との調整が進まず,予定した調査が実施できず使用額が少なくなった。

次年度使用額の使用計画

最終年度は遅れ分を取り戻すべく対象施設の調整と時間の確保に努め計画的に使用する。

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公開日: 2017-01-06  

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