セクシャリティに関するスティグマからの回復プロセス支援プログラムを作成することを目的に、2016年12月より、HP(長谷川ともみ:ヘルペスもひとりじゃないよ、https://counseling-u-toyama.jp)を立ち上げ、2018年3月31日までに、20名のメール相談を行った。その結果、相談前後で、抑うつ、不安については有意な低下が認められ、診療と並行してのカウンセリングの重要性が明らかとなった。スティグマに関する介入方法とし、感染を偶発的な体験と認知するようにかかわり、効果が認められた。しかしながら、感染から再発抑制療法までの期間が長い患者は、抑うつ、不安の持続が認められた。
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