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2016 年度 実施状況報告書

タブレット端末使用によりICT環境を整備し院内学級と原籍校を結ぶ学童の復学支援

研究課題

研究課題/領域番号 26670989
研究機関大分県立看護科学大学

研究代表者

高野 政子  大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (30316195)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードインターネット / タブレット端末 / 双方向通信 / 病院内学級 / 原籍校
研究実績の概要

現在の対象学童は小学校2年生女児、小学校5年生女児、小学校6年生男児の3名である。3名は平成28年11月~平成29年1月に入院した白血病の患児である。年度末から新年度の体制変更などがあり、保護者の不安もあるため頻回に相談に応じ支援を実施している。院内学級の教員は継続の担任だが、1名が中学生に進学したため適応の課題がある。研究成果報告は、12月17日に日本小児がん看護学会学術集会(東京)にて発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成28年度は上半期は、日本小児看護学会第26回学術集会の大会長として業務多忙につきやむを得ず研究に取り組むことに困難であったが、平成28年の年度末から新規の研究協力者と出会い、保護者や教員など関係者のインタビューなどを実施できている。

今後の研究の推進方策

研究協力者は、3名の学童は平成28年度に進級、進学したため引き続き、平成29年9月までの入院期間を予定しているので、交流を継続しサポートする予定である。
その間、保護者や教員など関連する調査対象者も広げることができ、インタビュー調査を実施している。

次年度使用額が生じた理由

研究者が日本小児看護学会第27回学術集会の大会長となり業務多忙と、後半期は母の葬儀に関連して研究に取り組むことができなかった。

次年度使用額の使用計画

平成28年度末より、現在研究協力者3名の復学支援を行いながら、インタビュー調査などを随時実施できている。成果は米国で学会発表と日本小児がん看護学会で発表予定。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 小児がん患児が入院中に原籍校とICTを用いて交流した復学プロセス2016

    • 著者名/発表者名
      高野政子
    • 学会等名
      第14回日本小児がん看護学会学術集会
    • 発表場所
      東京 品川プリンスホテル
    • 年月日
      2016-12-15 – 2016-12-17

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公開日: 2018-01-16  

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