本研究は、妊娠糖尿病(以下GDM)既往女性への、妊娠糖尿病療養支援助産師(GDM助産師)が主導する産後のフォローアップとケアを継続的に行う多施設共同研究を行うものであった。育成プログラムを開発し、大阪、栃木、富山、久留米の各地で開催し75名の助産師が修了した。また産後の介入に活用できるGDM既往女性を対象としたパンフレットを独自に作成し、研修会において配付・周知を促している。介入研究についてプロトコールや基礎データシート等を作成し、倫理審査を受審したがクリアできず、科研としては終了した。そのため科研は終了するが、介入プロトコールの実施については継続して努力していくこととなった。
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