研究課題
挑戦的萌芽研究
高齢者の肺炎予防策として、睡眠の質の改善による免疫力の強化と社会的機能の促進による保健指導の効果を明らかにすることを目的とし、地域在住の65歳以上の高齢者を対象に質問紙調査および機器による睡眠の測定を行った。その結果、上気道感染に罹患しやすい高齢者は基礎疾患の数が多い、うつ傾向、口腔関連QOLが低い、社会的機能が低い、1年以内に風邪をひいていた。また、睡眠の測定の結果、肺炎に罹患した高齢者は深夜の覚醒が多いことが示された。
高齢看護学